フジサンケイグループのニュースサイト、SankeiBizに、コラムが掲載されました。
「桃井原っぱ公園」という新しくオープンした公園で
「南相馬市支援チャリティーバザー」が開かれました。
その模様を取材し、伝えています。
リポート動画はこちらです。
私はたまたま息子が小学校からもらってきたチラシを見て
このバザーが行われることを知り、取材に行ったのですが
フジテレビ、日本テレビ、NHKも来ていて、びっくりしました。
この日の夕方や夜のニュースで取り上げられていましたよ。
個人に思いがあっても、ボランティアに参加することが難しい中、
バザーという、だれでも気軽に参加でき協力できる場を設ける、というのは
自治体の取組みの中でも、とても意味のあることです。
こういう集まりが継続的に行われ、支援も続けられればいいなと思います。
3月11日の震災。私の自宅のある東京・杉並区では震度5強の地震でした。
揺れが始まる少し前に、キッチンにいた10か月の娘が泣き出し、
抱き上げて立ち上がった瞬間に大きく揺れ始めました。
これまでにも震度5強は一度だけ経験したことがありましたが、
今回は目の前でTVやオーブンレンジが床に落ち、食器棚の扉が開いて
食器が次々と割れ、足がすくんで動けず怖い思いをしました。
娘もハイハイをして自由に部屋中を動き回る時期なので、
もし離れたところで揺れが始まった場合、娘を守れたかと想像すると
今でもぞっとしてしまいます。
TVが壊れ、1週間後に新しいTVが届くまでは
インターネットでNHKニュースしか見ていなかったので、
震災直後から民放のワイドショーなどで流れたであろう衝撃映像の数々を
ほとんど目にすることがなかったのですが、
それが結果的に、
小学1年の息子を含む私たち家族の精神被害を防いだようです。
臨床心理士の本田恵子・早大教授によると、
「繰り返し災害の映像を見続けると、フラッシュバックを強制的に起こし、
不安をあおる」そうです。(朝日新聞記事より)
特に小学3年生以下は、いま起こっていることと過去のこととの区別がつきにくく、
漠然とした不安に襲われるそうです。
ACのコマーシャルやほかのキャンペーン広告などで、有名人が
「大丈夫!」などと発言するのに対し、
「おまえが言うな」「何を根拠に」と反感をもつ大人は少なくないと思いますが、
不安を抱える子供たちにとっては、TVから流れる「大丈夫」という言葉は
救いになるメッセージなのだと思います。
息子のクラスメートの中には、今も
「すぐ避難できるよう、上履きをはいたまま寝ている女の子」
「防災ずきんをかぶって留守番をする男の子」
「夜もパジャマに着替えず洋服のまま寝ている家族」
が実際にいます。
震度5強ではあったものの、その揺れで感じた恐怖はひどく、
そのあとTVで見た悲惨な光景に余計にショックを受け、
不安を持ち続けているのです。
子供たちのケア、特に子供たちに負担を与える震災映像に関しては
見すぎることにないよう親が注意をはらい、受けてしまったショックを
和らげてあげる努力をしていかなくてはいけないと思います。
日本小児科医会「子どもの心のケアのために」によると、
大人ができる支援は、
・「大丈夫だよ」と言葉に出して伝える
・何度でも子供の話に耳を傾ける
・睡眠や食事などの日常生活を今まで通り続ける
・地震ごっこをしても「やめなさい」と言わない
・刺激を避ける(ニュース番組は見せない、無理に思い出させない)
ということです。(3月20日の朝日新聞記事より抜粋)
余震や停電、街中の節電といった今までと違った状況が続く中、
大人がしっかりと子供たちの心を守らなければ・・・と思います。
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